発行:昭和32年7月10日 金園社 金園社の漫画全集74 A5判ハードカバー 96頁
絵はかなり達者であるけど、人物がフニャフニャした感じ、、双子が二組も出てくるからかもしれない。芳谷先生は劇画になると、フニャフニャどころか骨格をしっかり描かれるのだが。
冒頭は芳谷先生が双子の主人公を考えるシーンから。続いてマリ子・エミ子が登場し、双子によくあるエピソードが描かれる。そして天国から宇宙を旅して双子の天使がやってくる。
双子の天使・ポップとステップの役目は、とりこわされそうなヒバリ孤児院をたすけること。だが、魔法の杖をわすれてきてしまった。2人はマリ子とエミ子におうえんをたのむ。マリ子たちはその孤児院の同級生・ヒトミのためにも承諾する。
結局、ヒトミはたちのきをせまった地主・黒山の娘だったとわかり、黒山が改心してめでたしめでたし。事実をつきとめたのは、黒山が娘を探すために雇った探偵だったので、双子たちがいなくても解決してたような。。




