発行:きんらん社 定価160円 雑誌〈少年クラブ〉連載
どこまで本当かわからぬが、長島さんの祖先・長島茂之進というさむらいの物語でござる。野球剣法の使い手・巨人軍の長島は武芸帳を謎のたまつかいにとられる。後楽ガ原でたおれていた長島は剣聖川上鉄斎に救われた。長島は鉄斎のでしの猿・モン太にけいこをつけてもらう。再び謎のたまつかいと対決、武芸帳をとりもどしその声から正体は杉浦忠助かと気づいたでござる。
こんな調子で次々と強敵があらわれるのでござる。桑田竹之亮・スタンカ・中西太衛門・金田正之助。最後は杉浦の手助けで敵を倒す。
モン太から武芸帳を手に入れた川上鉄斎は、それはなんにもかいてないにせものだと長島たちに告げる。ほんものは野球剣法の免許皆伝の書であり、秋の日本選手権大会で優勝したものに与えられると。長島と杉浦はうでをみがいて日本一をめざすとちかうのでござった。
当時人気のあった忍者ものと野球ものを、見事に、、いや無理矢理合わせた作品でござろうか。。。




