発行:1965年11月頃 若木書房 びっくりシリーズ1
びっくりシリーズの1作目、けど特にびっくりしない… ていねいに描かれてはいるが、これでよくシリーズ続行されたなぁ、、「こんにちわのページ」をみると最初からシリーズ化されるようではあるが。
北川由紀の父が会社で機械に巻き込まれ事故死する。由紀は兄と妹と三人で生きていかねばならない。妹・ミコのためにデパートでマミー人形をぬすむ。それをみていた謎の男は十三日の夜十時に電話ボックスの前にくるようにいう。
由紀は約束どおりそこへ行く。男は仲間と工場へぬすみに入るのに守衛をさそい出すために由紀をよんだのだった。うまくいったかに見えたが、もうひとり守衛がいてそれは就職したばかりの由紀の兄だった。が、守衛も兄もやられてしまう。男たちが製品を盗み出している最中に停電がおこり真っ暗に。さらに停電にもかかわらず機械が動き出し、男たちは巻き込まれて死んでしまう。その機会は由紀の父が巻き込まれたもので、つぶれた会社からそこの会社がゆずりうけたものだった。
マミー人形が不思議なことをおこしそうでおこさない。謎の男は刑事といったが警察手帳を見せずあやしい。といった不思議なことへの期待をふくらましつつ読めば、もっと楽しめたかもネ。









