発行:1962年2月19日 東京漫画出版社 バンビブック OP.2
佐久間先生は作品中に登場される。男だとわかりチョット残念、、力強い画風や確かな自動車のデッサン力からそうではないかと思ってはいたけど。。
冒頭の登場人物紹介、「パパとくらすルミ子」「ママとくらすナミ子」という表現、あれっ双児なのかな!? とにおわせるくらいでいい感じだ。(登場人物紹介だけで結末までわかってしまうことがよくあるのだ…)
スキー場で出会ったルミ子とナミ子はお互いに持っていたお守りから双児の姉妹とわかる。(ナミ子は小学生の時ママにきいたということだ。すると今は中学生ということになる、、小学生にしか見えなかった…)二人は入れかわって帰り、パパとママをいっしょにくらせるようにしようとする。
京都でママが自動車にはねられる。東京では入れかわったナミ子のまえに、パパが結婚を考えているおばさんがあらわれる。こりゃあママが死んでパパは再婚の線もあるなと思ったが、その一週間後京都の病院、ママは無事でパパと和解してめでたしめでたし。
「仲なおりの橋」だが、橋は出てこない。双児がパパとママを仲なおりさせるかけ橋になるということだろうネ。




