貧しくも美しく_01

貧しくも美しく_02

貧しくも美しく_03

貧しくも美しく_04

貧しくも美しく_05

発行:1961年8月頃 若木書房 ひまわりブック89

わたなべまさこ先生風の絵柄。三条こみち先生のようにダイナミックではないが、なかなか可愛く表現されている。

世界的なバレリーナ・マーゴのさよなら公演で一人が急病で倒れたため代役を募集。海野バレー研究所からはマチ子とお金持ちのときよが、ローカルバレー団代役審査所へ。リリ先生は、
選ばれたマチ子を辞退させ、ときよの父親との婚約に成功。マチ子は森でであったお婆さん・アンナ先生にレッスンを受けるようになる。東京へ行き、アンナの生徒だったマーゴと再会。マチ子は踊りをマーゴに認められる。

リリ先生はアンナに小細工をあばかれそこから去る。ときよは東京から戻ったアンナ先生に会いに行くが、途中で自動車にはねられる。手術は成功したものの、ときよはもう踊れなくなってしまった。ときよはマチ子に自分のぶんまでがんばってといって改心する。ときよの父は以前婚約していたマチ子の母に再びプロポーズする。その後が落丁していてよくわからないが、、ラストはときよが退院、四人そろって我が家に帰り、めでたしめでたし。

アンナお婆さんの森が、おとぎ話のような描写で非現実的だけど、ファンタジーっぽくっていいのカモ。。