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発行:東京漫画出版社 1962年頃(巻末広告から2〜3月の発行と推測)

東京下町で母と暮らす美代子。北海道の祖母のもとにいる弟に会いに行く途中で青函連絡船が沈没。海岸で真一に救われた美代子は記憶を失っていた。

真一の家で妹同然となり、生活していく美代子。真一はソ連船にだ捕されそうになるが無事戻る。美代子の記憶が戻った時、真一の父がだ捕された。

美代子は母・弟と再会できて、東京へ。真一から、東京に出たいと思っているという手紙が届いて幕。

ありがちな悲哀ものに政治問題もからみ、こなれた線の描写とていねいな展開。もひとつキャラに個性がほしいけど。