望月みさお

望月みさお●すてきな女医さん

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すてきな女医さん_02

すてきな女医さん_03

すてきな女医さん_04

すてきな女医さん_05

発行:1963年8月頃 東京漫画出版社 バンビブック

暗くひねくれたよし子が主人公。いい子主人公しかいなかった1950年代から進歩したといえる。しかし、可愛くないナァ。。

歯医者に新しくきた女医の牧村先生によし子はなつき、家へ帰るのがいやだった。後半でそのわけがわかる。よし子の母が経営している食堂のコック神戸と母が結婚し、母をとられると思っていたからだ。

浮かんではいたけど、後半までひっぱるのだからもう少し違う理由だと思っていたのだがナァ。。

わけを知った母はとり乱し、クルマにはねられる。神戸は一人で食堂を切りまわすため、見舞いにいかずがんばる。そんな神戸をよし子はお父さんと呼び、母の退院祝いににお父さんをプレゼント。で、めでたしめでたし。

この様子ではよし子は自殺するんじゃないかと思っていたのに、ラストで急変化。。
作者に性格を無理やり変えさせられたとしか思えない。。



望月みさお●クロよ恨みをはらして

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発行:東京漫画出版社

望月あきら先生の兄である、望月みさお先生作品。

早苗の母は飛び出した子どもをかばうが、それをさけた自動車は早苗の方に行ってしまい、足をケガさせる。

かばわれた佐智とその母は何度もあやまりにくるが、早苗は佐智に復讐したくてしょうがない。夢にでてきた猫。神さまが猫に変身して早苗の気持ちを晴らしてくれると思う。

クロは肝心なところで役にたたず、早苗は自ら佐智を突き落とすが、落ちて死んだのはクロだった。。。

人殺しにもならず、足も治り、クロは神さまの使いだったとして改心してめでたしめでたし。

いやー、なにしろ早苗の性格が悪い悪い悪い〜!!最後改心するとはいえ。。。どの程度の実話かわからないが、「実話少女怪談」となっていて、冒頭に石川県河北郡の早苗の家と庭の写真がのっている。絶対に今は、性悪なばばあになっているはずだ。



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