発行:東京日の丸文庫 定価200円 空想科学まんが
見開き横長ゴマの多用と、フキダシ中のグチャグチャ書きが印象的。絵柄はまだやさしいが、話は大がかりなSFとなっていて地球・二つの物語の方向へ。沼田先生はSFでも、アットホームな楽しさを感じられる作品の方が好きなんだがなァ。。
秘密捜査官に選ばれた兄に会いにいく途中、間宮五郎は空飛ぶ円盤を目撃。天文台にもどった五郎は、マスコミの取材対応に大わらわ。兄は陰謀団の時限手榴弾にやられ、顔中包帯だらけ。五郎を警察病院へ送ってくれたロロンはアンドロメダ32星人だった。
包帯だらけのまま陰謀団のアジトへ一人侵入した五郎の兄は、撃たれて死んでしまう。天文台の一条寺博士は、ロロンの円盤の動力がテレポーテーションだと解明。五郎たちは、日本でただ一人のテレポーテーションの研究者・鬼島博士を訪れることに。
鬼島博士はテレポーテーションの人体実験をするところだった。五郎は実験に使われる包帯人間が兄だと気づいた。鬼島博士こそ陰謀団の首領で、テレポーテーション以外で地球人が宇宙に行けないように、放射光線帯で地球をつつもうとしていた。バンアレン光子をつんだミサイルが発射され、大気圏外に達した。だが、ロロンの同士がぎせいになり、放射光線帯はふせがれた。鬼島博士はロロンのテレポーテーションで宇宙法廷へおくられた。で、幕。








