発行:1967年12月頃 東京トップ社 少女ミステリー
たったひとりの父を亡くした野村まゆみは、見知らぬ叔母・ルリにひきとられる。叔母が30万円で買った家に住むようになったまゆみ。隣の北村というおばあさんから、殺人事件のあった家だと知らされる。
まゆみは、殺された未亡人のお金を偶然発見。殺人犯はルリ叔母さんだと確信。そこへおまわりさんがきてほっとする。が、おまわりさんから香水のにおいが。おまわりさんは北村の変装で、殺人犯は北村だった。首をしめられ殺されそうなところをルリ叔母さんが救って、めでたしめでたし。
まゆみ以外の登場人物すべてが、不気味で怪しい人ばかり(まゆみだってちょっと不気味だし…)。だが、話が進むにつれ、ルリ叔母さんが犯人に違いないと思えてくる。西先生らしくないな、もうひと工夫ほしかったな、と思ったら、ラストにてどんでん返し。う〜ん、さすが西先生!!

















