発行:東京漫画出版社 定価220円 少女シリーズ
どうも主人公美紀ちゃんのヘアスタイルが可愛くない。。貧しく痩せていても、元気で勝ち気な性格をあらわしているキャラクターに合ってはいるのだが。
急病の母のために往診にきてくれる医者をさがす美紀。子分の坂本と遊んでいた伴先生が長屋まで往診にきてくれた。母は療養所へ、美紀は伴先生の家へ。伴の妹洋子や坂本と仲よくしない美紀だが、うたいながら泣いている淋しい姿を見られる。美紀は父親が長屋にかえっていないかたしかめに通っていた。ある日、父親は伴先生の家へきた。が、立派になって迎えにきたのではないと知り、美紀は会わなかった。
火事が起きて、子犬のノラ公が母犬のいる火の中へ。美紀もそれを追って煙にまかれてしまう。気がついた美紀は助けれくれた命の恩人に会う。それは父だった。美紀は泣いてよろこぶ。で、幕。
“どしゃぶり” の雨は、まず冒頭、長屋に浸水するほど降る。次に長屋にかえった時。最後は火事の時(これは消防の放水かも…)。美紀の髪に濡れた感じをだすとか、遠くに傘を描くとかすると、もっと臨場感がでたのにナ。。