発行:昭和45年1月1日 旺文社 中三時代1月号第3付録 ニュー・イヤー 小説・まんがフェスティバルより 文庫判 10頁
文庫判、、小さすぎるゾ、小説はともかくまんが2作品は少なくともB6判以上に向けての原稿だったと思う。関谷先生の「めんどうみたよ!」は、ストップ!にいちゃんの勇一と賢二のやりとりといっていい満足な出来なのだが、より短編ながら意外なラストがよかった小山作品をとりあげる。
洋子は、ライバルの令子が入院したためハンサムな家庭教師・西村を自分のものにできた。が、西村は勉強を教えず、一日中レコードをかけたり、ふたりで抜け出してボウリングに行ったり。退院した令子の様子を見にいくと、洋子が断ったブ男の家庭教師・江田があたたかく教えていた。洋子は素直にまけを認めるのだった、で幕。
西村は何か考えがあって勉強を教えないのではと思ったが、サインはV!の牧圭介じゃなかったネ。この頃の小山先生の絵は、ハイティーン向けイラスト調になっていて、あまり好きではないのだけど、最後に洋子が素直にまけを認めるシーンはしみじみとしていてさすがだワ!

























