小山葉子

小山葉子●にらめっこ学級

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発行:1963年10月7日 東京漫画出版社 小山葉子シリーズ1

【本文消失・・・(T_T)】








小山葉子●かしまし三人娘 さあ!走るのよ三人で

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発行:1965年頃 東京漫画出版社 

三姉妹の楽しいホームドラマだけど、絵が大人っぽすぎるな。巻末広告で、小山先生は「少女ロマンス」というジャンルがあてられており、やや高学年向きなのだろう。

長女美佐のかわりに次女由美がお見合いにいく。それがばれて、やっと美佐本人と林が会えた。お互い気にいったようだったが、林が結婚を申し込んだのは、由美のほうだった。由美も林を好きだった。美佐は残念だが、まあ、めでたしめでたし。

父親がたおれて、三姉妹はそれぞれ母親が違うことをうちあけるくだりもあるが、色々あるホームドラマというより、ちょっと散漫な感じ。。



小山葉子●にくまれっこ学級

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発行:昭和40年1月頃 東京漫画出版社 学級まんがシリーズ

新しい担任の石川先生からソバカス達への第一印象は悪く、学級のにくまれっ子的存在となってしまった。

姉のあき子は洋裁店をやっているが、最近客が少ない。クラスメートのかおるのママがスパイを使ってデザインをぬすんでいたのだ。

最後はスパイだった従業員のノブちゃんが改心してめでたしめでたし。

ばんざい! お嬢さん社長に通じるデザインスパイ事件だが、どうもこれにコマをさかれ全体が散漫な感じ。ソバカス達の魅力もイマイチ伝わってこない。

キャラの線はきれいだが、つくりがどうにもムーミンとリスを足したようで。。。

石川先生が用務員室に住みこみがんばるシーンは、特別な空間でがんばる魅力がある。ここをもう少し描いてほしかった。



小山葉子●ばんざい! お嬢さん社長

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発行:東考社 ホームランコミックス 240円 新書判 全156頁
1967年の週刊マーガレットに連載された作品

わんぱく天使同様、流麗で艶のある線が気持ちよい。会社ものだが、コミカルな内容で、さほど高年齢向きでもない。

社長の一人娘アコが自社内のスパイを探して、お手柄を立て、社長の椅子に座る、という話。

最初は、営業部の大丸太郎をあやしいとにらむ。厳重にカギのかけられた彼の引き出しから出てきたのは、カサの柄。彼はカサの柄をもつと何でもうまくいくジンクスを持っているので、それをコレクションしている変なやつだった。

アコと太郎が協力して次にあやしいとにらんだのは、社長秘書の山本。彼女の手帳には新企画がメモされていて、ライバル会社のリリーと通じていた。これで、犯人は山本でいいと思うのだが、そうではなくリリーで募集した山本に似た別人だったのだ。自社に悪人はいなかったということにしたいからか。。



小山葉子●ストップ!!ママ

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発行:昭和40年1月頃 東京漫画出版社

どうもこの頃の小山キャラって、ムーミンとリスとネズミを足して割ったようなとこが、ひっかかるんですが。。

パイロットであるパパの飛行機が行方不明になった。

生活のため、双子の姉ミワを祖母の家に養女に出すこと。それとママの再婚話。この2つにストップ!! という話。

養女は断り、縁談は勘違いでママではなかった。最後パパも帰ってくる。

タイトルからママが活躍するのかと思ったけど、子ども主体で、軽快に楽しめる面白い作品だ。



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