発行:1967年頃 東京漫画出版社 SFロマン

でかい瞳にお星さまキラキラ、ツヤツヤヘアー、ほっそり足長体型、こうなるとリアルさが感じられずとっつきにくい。りぼんや少女コミックを購読していた頃にはとっつけた時期もあったんだが…でも、SFだからか思ったより感情移入できた。

良彦は二十七世紀から逃避してきたミーナと出会う。ミーナの父は恐ろしい兵器を開発したが、平和のため廃棄した。が、その構造式だけはミーナの脳に残された。父は死とひきかえにミーナを過去へ逃す。

追手の精巧な人造人間は最初ミーナの仲間かと思えた。また、脳に構造式を残すということからミーナも人造人間というオチかと思ったけど、そんなことはなかった。。

結局、追手の人造人間たちとともにミーナも死んで秘密は守られた、で幕。