大倉明
発行:文華書房 定価220円 一二三の詩 第二部
一二三の詩の第二部となる。第一部はどこかで読んだ、、たしか兄弟がいて 同じ顔だが悪人と善人という話だった。そう思いながら読んでいると兄弟のいざこざは出てこない、 あれは一応完結していて、これは別の話なのかなと思ったら、終わり頃に出てきた。自分の記憶はまあまあ確かだったぜ。
最初のページが脱落しており、きっかけはわからないが、二美と民ちゃんは知り合った章坊の家へ招かれる。章の兄、清は動物をたくさん 飼っていて、建築の勉強をしている。山林をたくさん所有するお金持ちなのは、ルルにまかせてでも出てきた設定。大倉先生の家が山林所有者だからくわしいのかもしれない。
何度 めかの訪問中、警察に追われているギャングたちがやってくる。ボスは二美の家に下宿している林の弟だ。二美や血友病の清 がどうやってギャングをやっつけたかはラストの数ページが脱落していてわからない、、やっつけたという結末かどうかもだが。。(そういや「バラがちった」というタイトルだからもしかすると…)
何と次は第三 部「雄三先生」だそうな、、それより脱落部分の方が気になる…
発行:文華書房 定価220円 私はベム第三部
中ほどの読者コーナーで、「長い間 ご愛読ありがとうございました。このたび都合によりしばらくの間休ませていただきます…」とあいさつがあり、次回予告もなく「THE-END」となっているのでこの第三部で完結だろう。
いい絵なのだけど、大ゴマ使いまくりでどうしても大ざっぱに感じる。短編から中編の味わい。。
山田さんは父親が死んで、伯父にひきとられることに。ちゃんとかわいがられるか見極めるためルルも一緒に寝泊まり。伯父は吉野の山の杉の苗床があらされたと奈良へ。ルルたちも一瞬で山へテレポートする。首にされたことを恨む従業員が、春雷の中、多数の丸太を伯父めがけて転がす。山田さんとルルの活躍で危機を救われ、伯父は改心、で幕。
最後らしく、ルルは超能力使いまくり。ラストではくにへかえると宇宙人の姿に戻って空へ飛んでいく。「でも又くるわ」の言葉どおり、ウルトラガール ルルで復活!
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