発行:1963年6月26日 東京漫画出版社 バンビブック
首よりも細いウエストが特徴的。それ以外はクセがなく標準的な絵だ。この作品では “江藤” を “藤江” と変えて普通な少女路線を狙っておられたのかな?
マキは留守番をぬけだし、武と映画にいきいろいろおごらせる。その帰りいとこの勇と出会い、武をほったらかして勇の家へ。子どもあつかいされたのに腹をたてて帰る。実は、優等生で要領のいい姉だけが洋服を買ってもらえたのがくやしかったのだ。
口やかましい母よりもと、父に洋服をねだり買ってもらえることに。だが、電車がクルマと衝突事故をおこす。電話で母は父と一緒のタクシーに乗るようにいうが、マキは武と歩いて帰る。その途中で雨になり、小屋へ避難する。大雨と雷におびえているところへ、母がむかえにきてくれる。マキはすなおでいい子になった。ごほうびに洋服をもらえる。姉のと一緒に買った洋服だったのだが、マキが留守番をしなかったのですぐにくれなかったのだ。で、めでたしめでたし。
衝突事故があるものの、すぐに電車を降りてさほど問題ではない。あとは特に大事件は起きない。こういう平穏なのは好みなのだが、マキがいじけていてあまり楽しくない、、最後には改心したけど、そんなにいい子ではないのできっとまたいじけるサ。。