発行:1965年2月頃 ひばり書房 楳図かずお幻想ロマン
女の子あつまれ!の元となる作品。表紙・背表紙では「城跡にひそかに集まれ!!」、奥付では「城跡にひそかに集まれ」だが、トビラでは「城跡へひそかに集まれ」となっている。作品中に出てくる決まりゼリフが「城跡へひそかに集まれ!!」なので、"城跡へ〜" が正しいに違いないと思うが、まあ正式タイトルは "城跡に〜" で仕方がないか。。
徹底した男尊女卑の植田の町。小山和子は、消しゴムを落としたことで西条輝彦と仲よくなる。西条になぐられたと思われた和子は、男性打倒決死隊である紅玉隊の隊長にされる。紅玉隊は夜な夜な城跡に集まり、空手や剣道のけいこをする。
それに気づいた男性軍は、西条を隊長にしたて白玉隊を結成。河原で大決戦が始まる。隊長同士の勝負となるが、和子と西条は「男も女も平等に仲良くしましょう」とうったえ、城跡の抜け穴に逃げる。人々は二人をさがすが見つからない。三日目、男女合隊による紅白隊による大規模そうさくの結果、抜け穴にて息もたえだえの二人を発見。人々はおどろきかつよろこび、大祭りをおこなった。で幕。
読者ページがたくさんあり、本編は120ページで終わる。あっさりした物語で城跡から河原への抜け穴の描写はほとんど無くて、雰囲気がわからない。けど、先に読んだ女の子あつまれ!の記憶が、描かれていない部分を補って充実した話と感じた。頁数多く緻密な背景の女の子あつまれ!の方が完成度は高いが、主人公はこちらの和子の方がかわいいナ!
ひばり書房につれてってもらった日本平旅行での写真(楳図かずお先生・小島剛夕先生・池川伸治先生)楳図先生ってこの頃からすでにボーダーなのネ…



















