池田さちよ

池田さちよ●赤青きいろ

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発行:1966年5月頃 若木書房 ほのぼのシリーズ6

特に大事件の起きない楽しいホームドラマだ。まさにもとめるところだが、絵がイマイチ野暮ったい。。巴里夫先生ベースに矢代まさこ先生っぽくもあり、話とも合ってる絵だとは思うけれども。。

悦子は3人姉妹の末っ子。おとなりに立派なおやしきができて、そこの青年・和夫と長女のあや子は心をひかれあう。が、和夫の祖父が、がんこもの。無理矢理、その祖父を悦子家に招待し、次女の和子がモンキーダンスをいっしょに踊らせて仲良くなって、めでたしめでたし。



池田さちよ●あんみつコンビ

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発行:1969年5月頃 若木書房

池田さちよ傑作全集というのは、ほのぼのシリーズからの復刻で、B6判と小さくなり、巻頭は4色でなく2色となってしまっているが、ページ数は160Pと増えており、「ハントハート(トランプ)ハントハート(トランプ)ハント」と「どなられ日記」の短編が加わり、作者のひとことページもある。新書判コミックスへ移行する時期の中間的な存在といえようか。

さて、この作品「あんみつコンビ」は、玲子がガキ大将の修とあんみつを通して仲良くなっていく話。確かにほのぼのとした感じがあり、絵柄は巴里夫先生風。

そんなに大きな事件の起こらない楽しい生活ものを求めているので、このほのぼのシリーズはピッタリと思ったけど。。
巴里夫作品にくらべ、いまひとつあかぬけない感じ、いやあかぬけなくてもいいんだけど、そろそろ苦手な少女マンガに近づいているのかなあ。



池田さちよ●おーい!村っ子

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発行:1966年4月頃 若木書房

美加のママは、東京から村の分校へ転勤してきた。東京へ修学旅行に行くためにみんなでアルバイトをする。村っ子の里子だけ参加しない。その誤解がとけていくといった話。

私は田舎の描写を楽しめるほど都会もんじゃないし、絵は愛らしいのだが、ありがちなストーリー展開に少々あきる。。



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