発行:東京 泰光堂 科学冒険マンガ A5判ハードカバー 96頁
くっ、くさいくさい、、学習まんがくさ〜い!! P45でその正体がわかる。柱に "この頁までは科学の力で出来るとされています" と注釈がある。つまり、半分は学習まんがじゃん。学習まんがは今村洋子先生の食べ物はじまり事典くらいでないと。。
研一とミー子は、ミー子のおじいちゃま広小路博士のコネで宇宙旅行にいける。三段式ロケットで宇宙へ飛び出し、衛星2つをつくり、目指すは火星だ。だが、火星の衛星フォボスに引っぱられ進路がかわってうまくいかない。研ちゃんは大発見をする(名案を思いつくというのが正しいと思うぞ…)。フォボスに基地をつくってそこから火星へ飛ぶことだ。こんなこと大人は考えつかなかったのか? 大博士たちはバカか?? む、「それは気がつかなかった」と素直にいっておられるが。
火星に着くと火星人があらわれる。ええっ、もうページが少ないぞ、だいじょびかいな。。大丈夫、火星人はいいやつだった、で、めでたしめでたし。ラスト、地球へかえった研ちゃんミーちゃんは司先生のもとへ。司先生は「おとうさまおかあさま これは空想物語です 少年少女の夢を育ててあげて下さい」と締めくくる。
製作(物をこしらえる事) 完成(出来上り) などと、柱の註で言葉の意味がしるしてある。こんな簡単な言葉を。。 前半の学まん、後半の単純さ、漢字には総ルビ、あぁ、低学年様向きなんだから〜!