発行:宏文堂 定価170円 しらゆりNo.6より
しきはるみ先生にちょっとだけ池川伸治先生を加えたような絵柄。冒頭p3からp6が脱落している。(こういうのは「脱落」というのが適切かどうか? 落丁は製本でのミスだし、「切取り」「破りとられ」というには、根元からきれいにとられているし。。)
英美子は継母のさいふから一万円をぬすむ。実母の病院代にあてるためだった。しかし実母はほかへ嫁いで子供もいるからと、英美子をおいかえし、一万円は渡されなかった。英美子のぬいだ服から祖母が一万円を発見。追求され、真実を話す英美子。やさしい継母はショックをうける。偶然、道で出会った実母は憎悪の瞳を英美子にむける。英美子をそそのかせ一万円をぬすませたのだろう、と祖母が実母に告げたらしい。
祖母にたのまれ、ねむり薬を買いにいった英美子。この薬を飲むと死ねる、さみしい場所にいき大量の薬を手に。心配して探しにでかける継母。助かりそうな展開だったが、「英美子の小さな命は、波にゆれる花びらのようにしずんでいった」(そういや、「花びら」って貸本雑誌もあったな)。。
ありそうであまりない、主人公が自殺しておしまい話。なので、とりあげた。ふじえふみ子(藤江ふみ代(江藤ふみお))「私って美人よ」は、今村洋子先生風だけど、話が単調。大石良平「白ゆりのさくころ」も、絵はいいのにページ数の関係か、もうひとつ話がもりあがらなかった。
しきはるみ先生にちょっとだけ池川伸治先生を加えたような絵柄。冒頭p3からp6が脱落している。(こういうのは「脱落」というのが適切かどうか? 落丁は製本でのミスだし、「切取り」「破りとられ」というには、根元からきれいにとられているし。。)
英美子は継母のさいふから一万円をぬすむ。実母の病院代にあてるためだった。しかし実母はほかへ嫁いで子供もいるからと、英美子をおいかえし、一万円は渡されなかった。英美子のぬいだ服から祖母が一万円を発見。追求され、真実を話す英美子。やさしい継母はショックをうける。偶然、道で出会った実母は憎悪の瞳を英美子にむける。英美子をそそのかせ一万円をぬすませたのだろう、と祖母が実母に告げたらしい。
祖母にたのまれ、ねむり薬を買いにいった英美子。この薬を飲むと死ねる、さみしい場所にいき大量の薬を手に。心配して探しにでかける継母。助かりそうな展開だったが、「英美子の小さな命は、波にゆれる花びらのようにしずんでいった」(そういや、「花びら」って貸本雑誌もあったな)。。
ありそうであまりない、主人公が自殺しておしまい話。なので、とりあげた。ふじえふみ子(藤江ふみ代(江藤ふみお))「私って美人よ」は、今村洋子先生風だけど、話が単調。大石良平「白ゆりのさくころ」も、絵はいいのにページ数の関係か、もうひとつ話がもりあがらなかった。