発行:1967年6月頃 若木書房 福島史朗長篇シリーズ13 太陽行進曲第四話
シリーズ名が色々ついて複雑、、福島史朗長篇シリーズ13は太陽行進曲のシリーズの四話目で「太陽っ子サブ」という物語の1巻目となる。千葉鉄太郎というおまわりさんと、彼が想いをよせるのがユキ、というのが太陽行進曲の共通事項かな。
双子のサブとタッちんのとうちゃんは、電車で給料をなくしたので、家を追い出される。サブはとうちゃんをひみつのかくれ家に案内する。そこには金庫荒らし達がいて、大男のとうちゃんは悪事の交渉に利用される。それが警察にばれてとうちゃんはつかまる。犯人一味でユキの兄にサブがたのんで、とうちゃんは釈放。かくれ家にかあちゃんがきて、とうちゃんはなんとか家へ帰れそうだ、で幕。
特に続くということではなく、一応完結している。でも、この話は双子一家の紹介的作品となって、2巻へつながるのだろうな。



