発行：1965年8月頃 若木書房 風船8月号（No.11）より
ガメツイといわれるまりちゃんは、めぐまれないひとびとにお金を送っている、心やさしい少女だったという話。
まりちゃんシリーズというのではなく、この頃のオオトモ先生は主人公の女の子の名前を「まりちゃん」で統一されているようだ。絵柄もほぼ一緒で、家族などの設定はそのつど違う。
やや平面的だが、お人形さんっぽい明るい絵だと思う。その方向で田中美智子先生は成功されているけど、オオトモ先生はどうか。
眼と眼の間が狭く、マンガらしくない。こめかみあたりに眼を描かない方が正しい位置だとわかっているが、違和感を感じてしまう。
こちらも55年「アルプスの鐘」と60年「残酷自殺刀」を入手しました
昨日・今日とアップしましたが、表紙のみで絵柄が見えないことに気づきました
後、HPに転載する時は「自殺刀」の方は中身も出そうと思いますが、ヒロインの顔立ちはリアルタイプで別の人の手が入っているのかもしれません、男側の顔立ちは「スピード探偵桃太郎」風貌でした
「まりちゃん」はぐっと絵柄が変わって、それもギャグなんですね
この後、オオトモさんはどうなったんでしょう？
65年まで確認できただけでも成果大ですが
ところで「こめかみに眼」というのは上まぶたに黒目がくっついていないという意味ですか？