発行:1967年6月頃 若木書房 福島史朗長篇シリーズ11 太陽行進曲 第三話
母子家庭の、5人兄妹の母がたおれる。兄妹ちりぢりになりそうだったが、親切なおばあちゃんが面倒をみてくれることになり、生活保護も受けてなんとか親子いっしょにやっていける、という話。
冒頭はおまわりさんが、ふたごの兄弟に立ちションしようとするのを目撃されるところから始まる。このおまわりさんの名前が「千葉鉄太郎」。長男あつしの担任の名前が「ユキ子」。おまわりさんと担任先生は、2人ともあつし一家を心配して力になってくれる。鉄太郎がユキ子に軽くふられるシーンで、話は終わるけど。。
福島先生は、ちばてつや先生のアシスタントをされてたのでは、なんてことは絵柄を見れば一目瞭然なんだけど。それでも、こういうキャラを登場させてくれると面白いってもんだ。