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発行:1966年9月頃 若木書房 風車9 No.56 はやし栄子長編特集号より

「風車7 No.55 おばあちゃん大統領」からすると、この風車9はNo.57が正しいのではと思うが。。

はやし栄子先生といえば、まさにこのファンシーイラストタッチ! みかん型の顔に、小さな目鼻が絶妙に配置される。軽快で明るい線が心地よい。

ナツ子の家はオーちゃんはいなくて、アーちゃんとナツ子、双子の弟アキオ・マキオの四人暮らし。(オーちゃんは父ちゃん、アーちゃんは母ちゃんのこと。フキダシ中にマーちゃんと出てくるが、これはアーちゃんの誤植だろう、紛らわしいなぁ)

今年は海にいくぞと奮闘するナツ子。これが40頁も続くと、あ、こりゃ海に行けなくなる話じゃないかなとひらめく。アーちゃんが自動車にはねられて死ぬのではなかろうか?

死にはしなかったが予想はあたり、アーちゃんは交通事故で入院。ナツ子と弟は海にいけなくなった。が、アーちゃんと同室のおねえさんとなかよくなる。退院したおねえさんは、夏休み中ナツ子の家に泊まりこんで、おさんどんと家庭教師をしてくれることになった。で、めでたしめでたし。

アーちゃんの事故入院という事件はあるけど、全体的に楽しい生活マンガだネ〜!