発行:昭和31年2月1日 秋田書店 冒険王二月号ふろく けっさく科学漫画 B6判 64頁

冒険王に連載、といっても2ヶ月だけ。そのふろく連載の後編。
いかにも手塚調な絵柄、作者が登場するのも手塚風。。しかし、実に味のある線の強弱。昭和31年頃でこういう線はあまりなかったのでは
!?  粗雑な紙への印刷なので、微細な艶っぽさが味わえないのがおしい。

宇宙楽天地を滅ぼしたラジゴ超人の正体は、鍋野博士の娘カヨ子だった。
カヨ子はロボットだったのだ。鍋野博士はラジゴ星からのスパイで、ナイナイバー博士に つくられたロボット人だった。鍋野博士の妻の脳をうつされたカヨ子は地球人の考えを持っていた。鍋野博士を破壊してラジゴ超人をつくる機械を爆破。そしてみずから宇宙の星となった。